上下を中心線で切り取って、内の外と外の内を代弁させている。明快すぎるモチーフのためそれ以上の部分の想像力がシャットダウンされている。反面、細かいタッチで描き込まれているので、全体の完成度は感じさせる。2つの画面を構成する方法には、毎回工夫がみられる。(博多)
2050年、強靭な植物の侵出によって、古い建物はその土台を支える廃墟として描かれている。1950年のイメージも、巨大なデパートに、列をなして侵入してくる人々が誇張して描かれている。丁寧なタッチで描かれているが、真意を捉えることは難しい。(山口)